富嶽三十六景 山下白雨 葛飾北斎
富嶽三十六景 山下白雨   葛飾北斎
 
商品詳細
『富嶽三十六景 山下白雨』 葛飾北斎
"Thirty-six Views of Mt.Fuji Rainstorm Beneath the Summit" "Hokusai Katsushika"
富嶽三十六景の中で『凱風快晴』が通称「赤富士」と呼ばれるのに対して、本作品は通称「黒富士」と呼ばれる。
白雨とはにわか雨のことをいうらしいが、この作品は一般的には、山裾はにわか雨の黒雲に覆われ、その黒雲を稲妻が切り裂いている、と評されています。
だが、私は一つの疑問を持っている。富嶽三十六景シリーズは各作品ともかなり多く残っています。『山下白雨』も然りです。そのうちの一部には、山裾が茶色から黒雲に変わる辺りに、白色を薄く刷毛で掃いたようなボカシが見られるものがあります。(本投稿はそれです)
他の摺りにもボカシほど明らかではないが、もしかしたら白色は退色したのではないかと思える痕跡があったりします。
画題の『山下白雨』を考えると、黒雲の下には白雨が降っていることを想像させるのではなくて、北斎は実際に「白雨」描いたのではないだろうか。
素直な気持ちでこの作品を見続けると、むしろ白雨のボカシが摺り込まれている方が、画題との兼ね合いでしっくりする。
あるいは強引な仮説かなと思わないでもないが、該当箇所の顔料の科学的分析で答えは出るのではないだろか。
 
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富嶽三十六景 山下白雨 葛飾北斎
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