事業内容

  1. 竹及び木質チップの破砕工場・製造工場及びストックヤード
  2. きのこ(六角霊芝及び新種)の菌床製造
  3. 竹炭及び木質チップによる肥料・土壌改良剤製造
  4. オカラ飼料(家畜用、養鶏用、養殖用)

木質及び竹チップの破砕・製造及びストックヤード

  • 【目標値】年間1万2千トンの木質及び竹を入手
  • 入手経路の確立
  • ① 里山整備契約による確立 ・・・ 8,000t
     三重県多気町と森林整備協定締結(75万坪)
     JR九州敷地内竹林整備(事業計画予定中)
    ② 中間処理業者との業務提携による確保 ・・・ 4,000t
  • 【需要と供給】バイオマス発電所への供給
  • 【副産物としての竹炭】バイオマス発電所から燃焼灰として竹炭を確保
  • 【工場】破砕・製造・ストックヤード 滋賀県土山町、三重県明和町

きのこ(霊芝・新種)の菌床作り及び竹炭作り(肥料・土壌改良)

場所:三重県内

  1. 菌床製造工場 霊芝、六角霊芝大王きのこ(新種)
    主に竹チップを使用してきのこの菌床を製造
  2. 竹炭製造 昔ながらの燻製方法
    バラ炭・粉炭
  3. 肥料及び土壌改良剤製造
    木質(竹チップを含む)チップを利用して熟成発酵させる。
    一部バイオマス発電所から排出される竹炭を混ぜて肥料化

森林(里山)整備事業と共に

  • 生産性の高い里山の創造

これまでの施策においては、竹林の確保ばかりに重点を置くあまりに生息する竹を軒並み伐採してしまうということが多々見られました。一度禿山となってしまえば、いかに植林などの処置をとったとしても、再び里山として回復するまでに多くの時間を有するばかりか、それまで地主にとっては何の価値も生まない土地となってしまい、さらには土砂崩れなどの災害リスクも高まってしまうこととなります。

このような事例が相次いだため、現在バイオマス発電を目的とする竹の伐採に否定的な地主が増えたため竹材の確保がより困難となっていることが現状です。

そこで穂優では、「生産性の高い里山の創造」をコンセプトに竹林の付加価値を高めるように整備を行います。計画的な竹林の間引き伐採を行うことで、景観と機能性を向上させるだけでなく、筍の収穫も容易になり、また季節に応じて竹の水の取得竹食品への加工などをシステム化することで、年間を通じて利益をもたらす運用が可能となります。

こうした運用を行う旨を穂優が直接地主と交渉することでこれまでのイメージを払拭し、多くの地主との契約が可能となることで安定的な竹チップの生産を見込むことができます。

事業の俯瞰図

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